星組新トップ・礼真琴 新生星組幕開け、自分とダブる役に自身

[ 2020年2月1日 05:30 ]

「こんなにも日々、焦っている自分に驚いています」と心境を語る礼真琴
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 星組新トップスター・礼真琴(れい・まこと)と新トップ娘役・舞空瞳(まいそら・ひとみ)の大劇場お披露目公演「眩耀(げんよう)の谷~舞い降りた新星~/Ray―星の光線」が7日、兵庫・宝塚大劇場で開幕する(3月9日まで。東京宝塚劇場は3月27日~5月3日)。

 歌、ダンス、芝居と3拍子そろい、首席で入団した下級生のころから優等生。それでも、今回は本番を目の前にして「こんなにも日々、焦っている自分に驚いています」と正直な気持ちを吐露した。「私、何でこんなに歌も振付も覚えられないんだろう?って。頭がいっぱいいっぱいなんです」と明るく笑った。

 芝居もショーも、今回のお披露目のために書き下ろされたオリジナル。「眩耀の谷-」は、紀元前の中国を舞台に、志高く理想に燃える武将(礼)の闘いを描く歴史ファンタジーだ。礼は「役にはすごく共感できています。登場は〝新入社員です!〟みたいな意気揚々と夢を見ているんだけれども、だんだん現実を知って、それでも自分の信念を貫く青年って感じですね」と、その姿は礼の宝塚人生にダブる。「そうやって重ねて見てくださったら感動してもらえるかも」と自信をのぞかせた。

 20キロとも言われるトップスターの象徴、大きな羽根飾りはまだ合わせていない。「1時間半お芝居、1時間ショーをやって最後に背負う重みの意味があると思う。ただ羽根を背負うだけじゃない何かが感じられるんじゃないかな」と、言葉をかみしめるように話した。大階段を最後に下りる時の風景も「想像つかないです」と笑う。新生星組の幕開けはもうすぐだ。(土谷美樹) 

 ◇礼真琴(れい・まこと)12月2日生まれ、東京都出身。東海大学附属浦安高を経て09年初舞台。星組配属。13年「ロミオとジュリエット」で新人公演初主演。翌年「かもめ」でバウホール初主演。昨年10月14日、トップスター就任。身長1メートル70。愛称「まこっつあん」。

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