紅ゆずる 105周年のトップ飾る36年ぶり名作「人生の財産に」

[ 2018年12月22日 13:07 ]

星組公演「霧深きエルベのほとり」(1・1~2・4宝塚大劇場、2・15~3・24東京宝塚劇場)

名作への挑戦が「自分の人生において財産になれば」と話す紅ゆずる
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 星組トップスター紅ゆずるが、36年ぶりに兵庫・宝塚大劇場でよみがえる「霧深きエルベのほとり」(来年1月1日〜2月4日、東京宝塚劇場は2月15日〜3月24日)に挑む。

 船乗りのカール(紅)と令嬢マルギット(綺咲愛里)の短くも切ない恋を描いた名作。劇作家の故菊田一夫氏が宝塚のために書き下ろし1963年、内重のぼる主演で初演され、その後何度か再演を重ねたが83年、故順みつきさんトップ時代の花組を最後に上演が途絶えていた。

 紅は「古き良き宝塚を知ることもできるし、大切にしてきた作品に自分なりの何かプラスアルファできればいいな。温故知新という感じです」と気を引き締めた。潤色は「星逢一夜」「金色の砂漠」のヒットで知られる上田久美子氏。「上田先生の要求してくるものがかなりハイレベルなので、私自身も組も勉強になるし、これを乗り越えれば組の芝居力が底上げされると思う」とレベルアップを確信している。

 劇団105周年のトップを飾る星組。「節目の年のお正月に公演をさせていただくのは凄く責任を感じていますし、こんな名作をさせていただくのも感謝。自分の人生において財産になればいいな、と思います」と力を込めた。(土谷 美樹)

 ◆紅 ゆずる(くれない・ゆずる)8月17日生まれ、大阪市出身。東大谷高を経て2002年初舞台。星組配属。08年、入団7年目の最後のチャンスで「スカーレットピンパーネル」で新人公演初主演。11年「メイちゃんの執事」でバウホール初主演。16年11月、トップスター就任。今秋、台湾公演を成功させた。身長1メートル73。愛称「さゆみ」。

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