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30年たっても“ちょっと未来”の鳥山メカ ブルマのバイクなどミニプラモ発売

[ 2017年5月12日 15:13 ]

静岡ホビーショーで展示された「メカコレ ドラゴンボール」
Photo By 提供写真

 「ドラゴンボール」に登場するメカが、バンダイ「メカコレクション」シリーズから発売される。

 第1弾は20発売の「ブルマのカプセルNO・9バイク」と「牛魔王の車」(ともに税別650円)。手のひらサイズのプラモデルで、パーツ総数は30点前後。接着剤も不要で、子供でも簡単に組み立てられるが、造形は細部までこだわりがみられる。例えば「NO・9バイク」はタイヤの溝やヘッドライトのレンズカバー、ボディ各部の突起などが、実車っぽい雰囲気を演出している。

 原作者・鳥山明氏の描くメカは、未来的で空想的でありながら、近い未来に実現しそうな感じが楽しい。見た目もカッコ良くてカワイイ。漫画版のスタートから30年以上たつが、今も未来的で“ありそうな感じ”なのが不思議だ。その魅力は全く色あせていない。

 1巻には初回生産分に限って付属する「カプセルコーポレーション メカニックガイド」も想像力をかきたてて楽しい。 全7種発売予定。6月には「ランチの一輪バイク」と「孫悟空のジェットバギー」が、7月には「ヤムチャのマイティマウス号」、8月には「ウーロンのロードバギー」、9月には「亀仙人のワゴン車」が発売される。

 それぞれに「ロマンティックパーツ」というボーナスパーツが入っており、組み立てると「ブルマのロマンティック戦闘機」が完成する。

 それぞれ1巻、2巻とナンバリングされており、パッケージはコミックスのようだ。タテにして“背表紙”を全7巻並べると1枚の絵が完成するのも楽しい。

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