菊水丸店主 珍宝堂

和食屋さんに飾られていた色紙にビックリ

[ 2016年9月8日 05:30 ]

和食店に飾られていた高島礼子・高知東生の色紙
Photo By スポニチ

 今年の「河内家菊水丸 河内音頭 盆踊りツアー」も残りわずかとなりました。今回は、ピークを迎えたお盆の頃のお話です。

 この日は、大阪市内での櫓(やぐら)を終えて、京都府南山城村の自宅へ帰る道すがら、和食屋さんにと立ち寄りました。そこで、偶然にも珍宝を発見したのです。久方ぶりに入ったこのお店は、壁に多くの芸能関係者の色紙が貼りまくられていて、私も昔に書いた覚えがございます。

 そんな事を思い出しながら、かやくうどんを注文。せっかちな大阪人を待たせず、サッと出てくる仕事の速さに感心していますと、高島礼子・高知東生の寄せ書きという色紙が目に留まってビックリ。ツーショットで来られたんやろか。ご両人の千社札付きとは…貴重やなあ…と心の内でつぶやいていますと、うどんもすっかり延びてしまいました。

 私は、高島礼子さんが主演された東映映画「極道の妻たち 赤い殺意」(1999年)に、河内音頭取り役で出演。冒頭の盆踊りシーンで、親分役の中尾彬さんが襲撃される騒動が起こって物語がスタートします。残念ながら、高島さんとの絡みはなかったのですが、東京での舞台あいさつをご一緒しました。今回の離婚にいたる報道陣への説明の姿勢は、その時に楽屋で見た真摯(しんし)な素顔の高島さんと全く同じでした。それを思うと…壁の色紙ははがして、珍宝堂店主にご寄贈いただきたく存じます。(河内家菊水丸)

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