菊水丸店主 珍宝堂

「貴ノ花初優勝特集号」に貴乃花がサイン

[ 2020年2月19日 05:30 ]

お宝を手に、貴乃花さん(左)とポーズ
Photo By 提供写真

 2017年(平29)から続く、年に一度の恒例企画「大相撲春場所直前スペシャル対談」が今年も実現。今月4日、平成の大横綱貴乃花光司さんと大阪市内で約2時間、最近の活動について、元貴乃花部屋の力士のことなどを中心にお話をうかがいました。春場所前に掲載予定です。どうぞ、お楽しみに

 さて、その対談の折、1975年(昭50)4月号の雑誌「相撲」(ベースボール・マガジン社)を持参したのです。表紙には「大関貴ノ花、悲願の初優勝!!」の見出しがついています。そう、元親方のお父上が初めて賜杯を抱き、旧大阪府立体育会館が興奮と感動のルツボと化した春場所の特集号。菊水丸自身は小学6年生。八尾市内のニシケイ書店で買いました。

 45年の時を経て、先代とはご縁がなかったので、代わりにご子息の貴乃花さんにサインをお願いしたのです。すると「私 当時三歳」と書き添えて下さいました。

 光司少年は、ロイヤルホテルの一室のテレビで優勝の瞬間を見ていたそうで、その後に先代と合流したとか。どんな会話を交わしたのか?など、他の記憶は全くないそうですが、決定戦で横綱北の湖を破った相撲だけはハッキリと覚えているとのことです。(河内家菊水丸)

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