ありえない！！貴ノ富士の独り相撲

今年２月、「貴源治・貴ノ富士　双子後援会」発会式で配られた会員募集のパンフレット
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　貴ノ富士が引退届を提出したことが報じられて、ホッとしています。２度目の暴力問題を起こしながら、相撲協会から自主引退を促されたことに対して弁護士とともに記者会見を行って、「受け入れられない」とは呆れ返った行為です。

　そもそも、貴ノ富士が最初の暴力問題を起こしたのは去年の３月場所。日馬富士による貴ノ岩ヘの暴力事件の対応に、貴乃花親方が協会と徹底的に対立している最中でした。

　被害者側から加害者を出したことにより、内閣府ヘ提出していた告発状を取り下げて、協会から屈辱的な監督責任を問われた半年後、貴乃花さんは相撲界を去りました。言わば、貴ノ富士を救うために…。

　その事の重大さを理解していなかった貴ノ富士。弁護士を立てる前に、相手の３人の力士に充分と謝罪をして、その力士達が自発的な行動で協会に対して「貴ノ富士関の解雇だけはお許し下さい」と嘆願するのであればわかるのですが…　。
　
　まさに独り相撲を取ったあげくに、「協会の対応に疲れた」などの批判の言葉を残し、立つ鳥跡を濁して去って行きました。「お世話になり、ありがとうございます」で終われば、次のお仕事ヘの第一歩にもなったのに残念です。（河内家菊水丸）