菊水丸店主 珍宝堂

コレクションに文枝師匠がサイン

[ 2019年9月4日 05:30 ]

8トラックの「三枝上方落語独演会」
Photo By 提供写真

 ただいま、六代桂文枝師匠&河内家菊水丸で、落語と河内音頭のコラボレーション企画を練っております。内容は、文枝師匠が台本を執筆され、物語の情景描写を私が歌って、登場人物のセリフを文枝師匠が落語的表現で進めていくというもの。発表は、秋深まった頃の予定であります。そんなわけで、打ち合わせとお稽古で、お目にかかる機会が多く、休憩時間には私のコレクションを持参してサインをいただいている次第です。

 中でも大阪市天王寺区に、かつて存在したローオンレコードより昭和40年代の終わり頃に発売された8トラックテープの「三枝上方落語独演会」は、レコード~カセットテープ~CDと移り変わる音源ソフトの歴史の中で、カセット出現前夜に8トラックの時代が少しあり、その時にタイミング良く発売された商品です。文枝師匠いわくパッケージにサインをしたのは初めてとのこと。まさに珍宝でございましょう。

 そして、六代文枝襲名を前に表紙を飾った「ビッグコミック」2012年9月25日号には、桂三枝改め文枝と記していただき「河内平野に音頭がひびく夏休み」と中ページに書き添えて下さいました。

 実は、1995年に大リーグのドジャースで大活躍した野茂英雄さんを応援する短編河内音頭「野茂音頭」を提供していただきました)。今回のコラボは、これを上回る長編です。発表のおりには、改めてお知らせ致します。(河内家菊水丸)

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