菊水丸店主 珍宝堂

祝い花にまつわる仁鶴師匠との親交

[ 2019年7月17日 07:00 ]

7日のパーティーで仁鶴師匠から贈られた祝い花
Photo By 提供写真

 今月の7日、シェラトン都ホテル大阪にて吉本興業ホールディングス主催「河内家菊水丸 内音頭 盆踊りツアー出陣式パーティー」を開催させて頂きました。毎年、6月最終の日曜日と決めているのですが、今年はG20大阪サミットでの米国の宿舎がシェラトンと決まり、1週間遅らせることとなったのです。


 当日、会場へ入りますと、現在は休養中の笑福亭仁鶴師匠から祝い花が届いていました。思えば、6年半前にステージ4の甲状腺癌手術を終えて、南山城村の自宅へ戻った時にも退院祝いのお花を贈って頂いたのです。


 留守番電話を再生しますと「笑福亭仁鶴です。菊水丸君、良かった…良かった」との声が聞こえてきました。すでにリンパへの転移が始まっていたステージ4。気管切開手術となると声帯は残らないと宣告されていたことを、吉本興業特別顧問の仁鶴師匠は上層部より聞いておられたようで、手術成功のメッセージを吹き込んで下さっていたのです。


 御礼のお電話を入れますと「ええ声が聞こえる。良かった、良かった」と我がことのように喜んで頂き、ご自身が超多忙の時代に声が出なくなり、具体的に苦しんだ話を長時間に渡って、私を元気づけるために語って下さったのです。


 なぜ、仁鶴師匠が私に親切にして頂けるのか?


 それには、きっかけとなる出来事があったのです。それは…♪またの機会に綴りましょう~(河内家菊水丸)

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