森永卓郎氏 NHK中国籍スタッフの不適切発言は「一種の言論テロ」、垣花アナは「お言葉ですけど」

[ 2024年9月11日 12:39 ]

森永卓郎氏
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 がんで闘病中の経済アナリストの森永卓郎氏(66)が11日、ニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」に出演。NHKのラジオ国際放送などで中国籍の外部スタッフが沖縄県・尖閣諸島を「中国の領土」などと発言した問題に言及した。

 NHKによると、外部スタッフが8月19日の生放送で、靖国神社で落書きが見つかったニュースなどを読み上げた後、尖閣諸島を「中国の領土」と発言した。英語で「南京大虐殺を忘れるな。慰安婦を忘れるな」などとも述べた。

 NHKは10日、稲葉延雄会長らが記者会見し、担当理事の引責辞任と会長らの報酬の一部返納を発表した。再発防止策として、中国語ニュースを事前収録に切り替えている。総務省は「国際放送を担う公共放送としての使命に反するもの」だとして放送法に抵触すると判断し、11日にNHKに再発防止策の徹底を求め、注意の行政指導をした。

 森永氏は「私は一種の言論テロだと思う。だって事実じゃないことを公共放送で流した。それも意図的にやったわけじゃないですか」と指摘。「ただ、どうやったら今後それを完ぺきに防ぐことができるのかっていうのが、どうしてもおろんなメディアの報道を見てても分かんないんですよ」と言い、「ディレーでちょっと遅らせて放送するとかっていうシステムをつくらないと。特に外国語でしゃべられてると、いきなり音声を落とすのもね。ここでカッキー(垣花アナ)が突然、中国語で変なことを言ったら、それを止められるか」と話した。

 すると、パーソナリティーの垣花正アナウンサーは「お言葉ですけど、私よりよっぽどあなたですからね。あなたは中国語ではなく日本語で変なこと言ってるんですから。だからこの番組は、緊急時にはマイクをオフにして音楽を流す緊急ボタンを用意してください。“森卓ボタン”って書いて」と冗談交じりに森永氏の発言への“警戒”を呼び掛けていた。

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