桂由美さんをショーで追悼 冨永愛ら登場 生前の意をくみ実現 作品100着をモデル37人で披露

[ 2024年8月10日 04:50 ]

秋川雅史が歌う中、ランウエーを歩く冨永愛(撮影・西海健太郎)
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 4月に94歳で死去したブライダルファッションデザイナーの桂由美さんの追悼ショーが9日、東京・帝国ホテルで行われた。

 「お葬式なんていらないから、その代わりにショーをしてほしい」という生前の意向で葬儀は行わず、しのぶ会をファッションショー形式で開催。自ら手がけた計100着の作品を総勢37人のモデルが披露した。

 オープニングでは純白のドレスを着たモデルの冨永愛(42)が歌手の秋川雅史(56)が歌う「千の風になって」に合わせてランウエーを優雅に舞い、歩いた。

 装花は華道家の假屋崎省吾さん(65)が担当。30年以上親交があり、「今日のショーを拝見して、まだまだ先生がいらっしゃるようでしょうがない」と吐露。装花は前日夜から朝5時半まで徹夜で行ったと明かし「先生への恩返し。真心を込めて、一世一代と思って作らせていただきました」と語った。

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