玉川徹氏、株価乱高下に「一定の状態が次の状態に移る時に大きく動く」今後は「円はもっと安くなる可能性」

[ 2024年8月8日 13:43 ]

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 元テレビ朝日社員の玉川徹氏が8日、自身がパーソナリティーを務める、TOKYO FM「ラジオのタマカワ」(木曜前11・30)に出演。日経平均株価の乱高下と円相場の急変動について語った。

 5日に東京株式市場の日経平均株価(225種)の前週末比の終値の下げ幅は4451円28銭となり、1987年の米国株式相場の大暴落「ブラックマンデー」翌日に記録した3836円を超え、史上最大となった。ところが翌日の6日は大幅に上昇。前日比3217円04銭高の3万4675円46銭で取引を終えた。円相場も急上昇している。

 玉川氏は「ある一定の状態から次の状態に移る時はものすごく大きく変化する」とし、「例えば今までデフレが続いていたのがインフレに変わる、ずっと低金利だったのが金利が上がる、アメリカはずっと金利を上げていたのを下げていく。こういうある一定の状態が次の状態に移る時にものすごく大きく動くことが起きているんじゃないかなと思う」と語った。

 今後について「株価が急落したのは大きな意味で為替が関係している。アメリカは高かった金利を下げていこうとしている。日本はずっと低金利だったのをそろそろ上げてもいいんじゃないか。日米の金利差が縮小しようとしている。開いてたから円安だったのが縮んでいったら円高になる。だから今まで1ドル150円くらいだったのが120円とかに寄せていくのを株は先に織り込んだんじゃないかなと思っている」とコメント。

 「もっと長いトレンドでどうなるかというと、購買力平価で見ると日本の今の為替は100円切るくらい。今150円でものすごく開いているけど、先進国の主要通貨は2、3年乖離しても戻っていく傾向があるらしい。購買力平価は今までずっと円高方向に動いてきた。ところが2020年から円安になっていく方向に変わっちゃった。長期的にはこれからは円はもっと安くなる可能性が高いと思っていた方がいい」と話した。

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