小倉智昭氏 22年続いた「とくダネ!」 MC就任時に提示した唯一の条件「少しは変えられたらなと」

[ 2024年6月20日 14:48 ]

小倉智昭氏
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 キャスターの小倉智昭氏(77)が20日放送のTOKYO FM「ラジオのタマカワ」(木曜前11・30)にゲスト出演。22年間、メインMCを務めたフジテレビ「とくダネ!」への思いを明かす場面があった。

 「羽鳥慎一モーニングショー」に出演中の元テレビ朝日社員、玉川徹氏は小倉氏について「僕にとっては厚い、高い壁だった」と明かし、「…モーニングショー」と同時間帯で放送していた「とくダネ!」に対して持っていたライバル心を口に。「勝てないんですよ、小倉さんに。勝ちたいんだけど、勝てない。視聴率です。何かスクープ的なことがあるとその時だけちょっと上回ったりするんだけど、やっぱりトータルでは絶対勝てなかった。何とか勝ちたいと思って、頑張って努力した日々だった」と振り返った。

 さらに「やっぱり小倉さんMCのコメンテーターってやってみたかったんですよ。これは絶対にできないんですよ、僕、テレ朝の社員だったから。絶対できないの」と実は出てみたかった番組だと告白。「このラジオがあって、“好きな人誰でも呼んでいい!”って言って、それが小倉さんが来てくれるってなったから。初めてやるんですよ」と玉川氏の熱望で小倉氏のゲストが決まったことも明らかにした。

 そんな中で、「とくダネ!」のオープニングを彷彿とさせる1人しゃべりも披露。玉川氏が「ちょっと感動しました」と感想を口にしつつ、「一人しゃべりというのも、条件だったんですってね」と振ると、小倉氏は「そう、『とくダネ!』を受ける条件だったの。“最初から事件のVTRを長々見せて、司会者が20分ぐらい経ってからでてくるような番組だったら出ません!”って。“最初からスタジオでしゃべらせてください”それが条件だった」と告白。「1分でもいいからって(言って)、しまいには10分やってましたから」と笑った。

 玉川氏も「昔、ワイドショーって8時から20分くらいVTRやってたの。これが当たり前だったの、テレ朝とか。(とくダネ!は)まったく新しい」と称賛。「数字数字とは言うんだけど、昔のワイドショーは今に比べると、僕は入ったばっかり頃は“ゲスだ”って言ったけど、そういう部分ありましたよね」と回顧。

 「僕もリポートをやってたりしたので、“このままじゃ絶対ダメだ!”ってずっと思っていた」と小倉氏。「自分がやっている間に少しは変えられたらなと思いました。まあ、うまくいったかどうかわからないけど、22年やれたんでね。多少影響力があったのかもわからない」と語った。

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