藤井棋聖、永世称号へ王手なるか　山崎八段追いつくか　棋聖戦第2局始まる

藤井聡太棋聖
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　将棋の第95期棋聖戦5番勝負は17日午前9時、新潟市西蒲区の「高志の宿　高島屋」で第2局が始まった。

　6日の開幕局（千葉県木更津市）を制した藤井聡太棋聖（21）＝王将含む全8冠＝が先手番。挑戦者の山崎隆之八段（43）は角換わりを回避した後、14手目で10分の考慮時間を投入し、向かい飛車を選択した。山崎の後手番向かい飛車は22年8月1日の永瀬拓矢王座戦（竜王戦決勝トーナメント）以来。

　棋聖戦4連覇中の藤井が今シリーズを制すと自身初の永世称号資格（棋聖戦は5期）を獲得する。

　持ち時間は60秒未満切り捨てのストップウオッチ計測で各4時間。終局は夜になる見込みだ。