今くるよさん死去 今いくよさん命日と1日違いの旅立ち 高校のソフトボール部同級生 仲良しコンビだった

[ 2024年5月28日 17:29 ]

1989年、五木ひろしと和由布子の結婚披露宴に出席した今くるよさん(左)と今いくよさん
Photo By スポニチ

 漫才コンビ「今いくよ・くるよ」で1980年代の漫才ブームをけん引した今くるよ(いま・くるよ、本名酒井スエ子=さかい・すえこ)さんが27日、膵がんのため大阪市の病院で死去した。76歳。京都市出身。通夜は30日午後7時、葬儀・告別式は31日午後1時から公益社天神橋会館(大阪市北区)で営む。お別れ会の予定は現在のところないという。

 1970年に夫婦漫才「島田洋之介・今喜多代」の今喜多代さんに弟子入りし、高校時代の同級生で同じソフトボール部だった今いくよさんと73年に「今いくよ・くるよ」を結成した。ソフトボール部ではいくよさんがキャプテン、くるよさんはマネジャーだった。コンビを組んだ後も常に行動を共にし、10年近く、ほとんど仕事がない状態が続いた若手時代も2人そろって京都から各劇場に通った。

 女性同士の漫才コンビの先駆け的存在で、当時、女性同士の珍しいコンビに、オーディションでも罵声が飛んできたという。そんな中で2人で励ましあいながら芸の道を進んだ。

 その後、細身で濃いめのメークとつけまつげがトレードマークのいくよさんと、ふくよかな体型に派手な衣装のくるよさんは強いインパクトで笑いを呼び込み、1980年代の漫才ブームを支える人気者に。「仲が悪いコンビほど面白い」とも言われた時代に異色の仲良しコンビで、取材も2人そろってでしか受けないことを公言していた。

 女性漫才のレジェンド的存在となったが、いくよさんは2014年に胃がんが見つかった。くるよさんの献身的なサポートを受け、いくよさんは闘病しながらステージに立ち続けた。いくよさんが亡くなった後、くるよさんの憔悴(しょうすい)ぶりを多くの後輩芸人が心配した。

 いくよさんが死去したのは2015年5月28日。くるよさんは9年後の5月27日に亡くなった。仲良しコンビは1日違いで他界。発表がいくよさんの命日となった。

 ネット上でもくるよさんの訃報発表日が28日だったこともあり「同じ日に…」「来世でもコンビを続けられますように」としのぶ声が相次いだ。

続きを表示

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2024年5月28日のニュース