幕末・大政奉還まで初の映像化 男女逆転「大奥2」今夜スタート!吉宗亡き後20年 平賀源内が出島で奔走

[ 2023年10月3日 18:30 ]

ドラマ10「大奥 Season2」第11話。平賀源内(鈴木杏)(C)NHK
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 “男女逆転の大奥”を描くNHKドラマ10「大奥 Season2」(火曜後10・00)は3日、スタート。幕末・大政奉還まで初めて映像化される。

 <※以下、ネタバレ有>

 「医療編」第11話(Season1から通算)は、8代将軍・徳川吉宗公の薨去(こうきょ)から約20年。本草学者・平賀源内(鈴木杏)は長崎・出島で蘭学の習得者探しに奔走していた。それは亡き吉宗公より「赤面疱瘡」の撲滅を託された老中・田沼意次(松下奈緒)からの内命でだった。源内は蘭方医・吾作(村雨辰剛)と出会い、謎の疫病の解明に挑むため大奥入りを誘う。大奥入りを果たした吾作は名を青沼と改め、御右筆助・黒木(玉置玲央)の補佐の下、蘭学の講義を始めるが…という展開。

 原作は漫画家・よしながふみ氏の同名人気作。3代将軍・徳川家光の時代から幕末・大政奉還に至るまで、男女が逆転した江戸パラレルワールドを紡ぎ、センセーションを巻き起こした。

 過去計3度、ドラマ化&映画化されたが、今回は幕末・大政奉還まで初めて映像化。2025年の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」も手掛ける森下佳子氏が、今年1~3月の「Season1」(全10話)に続いて脚本を担当。8代・吉宗の遺志を継ぐ若き蘭方医たちが謎の疫病「赤面疱瘡(あかづらほうそう)」撲滅の道を切り拓く姿、開国・攘夷・大政奉還・江戸城無血開城という激動の時代を描く。大筋は原作通りのストーリー展開だが、ドラマは「医療編」「幕末編」と銘打つ。

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