桝太一氏　AIチャットで自身を調べて出た意外な結果「たぶんあの方なんだろうな、人違いだなと」

桝太一氏
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　元日本テレビアナウンサーで同志社大助教の桝太一氏（41）が9日、キャスターを務める同局系「真相報道バンキシャ！」（日曜後6・00）に生出演し、人工知能（AI）を使ったチャットアプリ「チャットGPT」について自身の見解を語った。

　番組では、桝氏がAI研究家でプログラマーの清水亮氏を取材。「チャットGPTは、分からないことを聞いたら正しい知識を出してくれるイメージだった」と話すと、清水氏は「それはまったく間違いです」と返答。「相談に乗ってもらうのが一番分かりやすい使い方かな」と助言した。取材を終えて桝氏は、人間とAIの理想的な住み分けについて「（人間が）よりクリエーティブなことに使う時間が増えるんじゃないか」と、見解を口にした。

　一方で、現時点での同アプリの弱点を、実例を出して指摘した。「“桝太一って誰？”って調べてみたんですけど、結果、出てきた答えが“日本のお笑いタレント、司会者”。すごいのが、“お笑いコンビ『アンタッチャブル』のメンバーで…”っていう」。検索結果には、「相方は柴田英嗣」とも書かれており、桝氏は「たぶんあの方なんだろうな、人違いだなって分かるんですけど」と苦笑いした。

　こうした誤りについて、桝氏は「清水さんによると、現在のチャットGPTは英語化されていない情報はまだまだとても弱くて、でたらめな情報も入ってしまいがちだということですね」と解説。「（外国人が見たら）桝太一ってアンタッチャブルのメンバーなんだって思っちゃうじゃないですか？」とも話していた。