高田文夫氏 「スカッとした」M―1覇者ウエストランド絶賛 井口は「談志、たけし、太田の正統な後継者」

[ 2022年12月19日 14:16 ]

放送作家の高田文夫氏
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 放送作家の高田文夫氏(74)が19日、ニッポン放送「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」(月~金曜前11・30)に出演。「M―1グランプリ2022」で優勝したお笑いコンビ「ウエストランド」を絶賛した。

 この日、以前からゲスト出演が決まっていたウエストランドが見事に優勝したことに、高田氏は「ジーンときたね。みんな達者だよね」としみじみ。「スカッとしたよ。みんなが息苦しさを今、コンプライアンスがどうのこうのってマスコミ業界も、笑いの世界までも自粛してるから、物を言わなくなった。息苦しい時代になったな。肌で感じてる。それを彼ら2人がスカーッと笑いにしてくれた」と賞賛した。

 井口浩之の“毒舌”がネタの威力だが、「どう毒舌吐いてもちっちゃいからかわいらしい。キャラクターがかわいいんだよ、だから許しちゃう。ジタバタしてる感じがして。チャーミングで。愛ひょうあるからいいんだよな」と分析した。

 「(立川)志らくや(ナイツ)塙、松本(人志)くんもちゃんと押してくれてたけど、ああいう毒舌とか辛口とか、本音を言うお笑いって昔からあって、無きゃ困るんだよ。ハッキリ言って、あったほうがいい」と強調。「俺が思うに、伴走でずっと走ってきた感じがするけど、(立川)談志がいて、(ヒート)たけしがいて、太田(光)がいて、談志、たけし、太田の流れが、井口くんが正統な後継者としてきちんど受け止められると思うよ」と評価。「ああいうのはいないとダメなんだよ。大阪の人って、そんなに悪口ってあまりやらないけど、関東にはああいう芸が昔からあるから。談志もたけしも太田もそうだけど、チャーミングなんだよ。どんなに悪口を言っても、結局、芸人のキャラクターかわいらしさがあれば毒吐いても、みんなが薄々思ってることをポッと言うからね。良かったなと思うよ」と絶賛した。

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