「ちむどんどん」智も祝福スピーチ!暢子&和彦に「悔しいけど…」歌子は緊張克服!早苗久々登場

[ 2022年8月12日 08:15 ]

連続テレビ小説「ちむどんどん」第90話。暢子(黒島結菜)と和彦の披露宴に出席、祝辞を述べる智(前田公輝)(C)NHK
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 女優の黒島結菜(25)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は12日、第90話が放送された。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算106作目。タイトルは沖縄のことばで「チム(肝=心)が高鳴る様子」「胸がドキドキする」という意味。映画「パッチギ!」「フラガール」などで知られ、2014年後期「マッサン」を担当した羽原大介氏がオリジナル脚本を手掛ける。今年、本土復帰50年を迎えた沖縄を舞台に、沖縄料理に夢を懸けるヒロイン・比嘉暢子(のぶこ)ら個性豊かな4きょうだい、本土復帰からの歩みを描く。

 第90話は、1978年(昭和53年)8月、結婚を決めた暢子(黒島)と和彦(宮沢氷魚)。紆余曲折の末に「アッラ・フォンターナ」を再訪した重子(鈴木保奈美)は、暢子が振る舞った“懐かしの味”に涙。ついに結婚を認めた。それから半年後、暢子と和彦のフォンターナ披露宴。暢子の思いがあふれる数々の料理が宴を彩る。そして暢子は“ある思い”をひらめいてしまい…という展開。

 1979年(昭和54年)3月。

 披露宴には“親友”の早苗(高田夏帆)も出席し、久々の登場。早苗の結婚生活は「もう、ハッピーハッピーさ」という。

 暢子にプロポーズを断られたものの、“発熱”した歌子に付き添って上京した智(前田公輝)のあいさつ。「砂川智です。一言ごあいさつさせていただきます。暢子とは幼なじみで、家族も同然。こっちに出てきてからも、本当に数え切れないほど色んな思い出があって。できれば、お嫁になんか行ってほしくありません。と言いたいところですが、悔しいけど、これほどお似合いな2人はいません。結婚おめでとう!」と祝福した。

 暢子と和彦は琉装にお色直し。暢子の沖縄料理も振る舞われた。ジーマミー豆腐、クーブマチ、ウラチキチヌク、ピラガラマチ、ミヌダル。歌子は緊張なく「椰子の実」を披露し、皆が聴き入った。

 最後は家族への感謝の気持ちを込め、賢三(大森南朋)直伝の沖縄そば、芋握り飯、アンダンスー。皆の笑顔を目にし、暢子はひらめく。「これだ。うちは決めました。うちはずっと、自分が独立してお店をやるなら、どんなお店をやりたいか分からなくて、モヤモヤしていたけど、今日ずっと探していたものが見つかりました!うちは、うちは沖縄料理のお店を開きます!」――。

 第19週は「愛と旅立ちのモーウイ」(8月15~19日)。暢子と和彦の新生活に注目が集まる。

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