志らく 人を襲うサル、50人以上が被害に「殺処分するしかないのか…他に方法は」

[ 2022年7月28日 11:36 ]

立川志らく
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 落語家の立川志らく(58)が28日、レギュラーコメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。山口市小郡地区で、7月に入り住宅地で56人がサルにかまれたり引っかかれたりする被害が相次いでいることに言及した。

 市は27日、同市小郡地区でサルを捕獲したと発表。人に危害を与えた複数のサルのうちの1匹と判断し、殺処分した。同地区は山口市役所から南西約10キロの山あいにある。市は24日から専門業者に捕獲を依頼。26日に県立山口農業高の敷地内で体長約49センチ、体重約7キロの雄ザルを捕まえた。その後もサルによる被害は続いているという。地区では、住宅1階にサルが網戸を開けて侵入し、0歳女児が右足を引っかかれて軽傷を負ったり、集合住宅に住む50代女性が、網戸を突き破って部屋に侵入したサルに両足をかまれたりしている。

 リモート出演した動物研究家のパンク町田氏は、被害対策として「棒を持つこと。サルは棒が嫌い」と指摘。志らくは「この事件では、傘でしょうね。でも、殺処分するしかないんですかね。昨日、日光猿軍団のサル見ちゃって、可愛らしいけど、その次の日じゃないですか。これ山に追い返すってことはできずに、全部殺処分するしか方法はないってことですかね」と話した。

 これにパンク町田氏は「捕獲した後に、学習放獣といって、人間は怖いものだというのを教えてから山に帰す方法もあるのですが、サルは物凄く頭が良くて、それで来ないのもいるにはいるんですが、ほとんどのサルがそのいじめた人間というか(人間は怖いものだと)教えた人間のことは怖がって、他の人間のことはやるんです。遠くの山に放しても、近くの村まで下りて、他の村で事件を起こすとか、そういうこともありますので、なかなか難しいです」と説明していた。

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2022年7月28日のニュース