「ちむどんどん」和彦「2人でもいいけど」暢子と見つめ合い ネット心配「愛さん来る予定なんだよね?」

[ 2022年7月6日 08:15 ]

連続テレビ小説「ちむどんどん」第63話。和彦(宮沢氷魚)は暢子(黒島結菜)に「2人でも、いいけど…」。包丁で指を切ってしまった暢子と見つめ合う和彦(C)NHK
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 女優の黒島結菜(25)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は6日、第63話が放送された。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算106作目。タイトルは沖縄のことばで「チム(肝=心)が高鳴る様子」「胸がドキドキする」という意味。映画「パッチギ!」「フラガール」などで知られ、2014年後期「マッサン」を担当した羽原大介氏がオリジナル脚本を手掛ける。今年、本土復帰50年を迎えた沖縄を舞台に、沖縄料理に夢を懸けるヒロイン・比嘉暢子(のぶこ)ら個性豊かな4きょうだい、本土復帰からの歩みを描く。

 第63話は、暢子(黒島)は愛(飯豊まりえ)と語り合い「好きだけど、きれいさっぱりあきらめる」と和彦(宮沢氷魚)への思いを断ち切り、料理専念を宣言した。しかし、その矢先、暢子と和彦は「あまゆ」で2人の時間を過ごすことになってしまい…。一方、沖縄・やんばる。教師としての壁にぶつかる良子(川口春奈)は久しぶりに別居中の夫・博夫(山田裕貴)の元を訪ね…という展開。

 良子は「自分は人よりできる、誰よりも正しいと思い上がったまま大人になって、今度は誰より子どもの気持ちが分かる教師だと自惚れてた。自分本位ではいけないと教えていた私が、誰よりエゴイストだった」などと博夫に打ち明け、自戒の涙。

 同じ悩みを抱える博夫が「オレたちは教員免許は持ってるけど、人としてはまだまだ不完全。これから先、何年もかけて、オレはどんな教師になれるかなぁ~って考えたら、ワクワクしてきた」などと語ると、良子も「それ聞いたら、うちも何かちむどんどんしてきた、昔みたいに」と笑みが戻った。

 良子は頭ごなしに叱責したことを誠(潤浩)に許してもらった。

 夏が近づく横浜・鶴見。沖縄の“盆踊り”「エイサー」の練習が始まっていた。

 あまゆはエイサーの練習のため、休業。和彦が帰宅。紙面企画の相談に乗る約束をしていた愛は、まだ到着していないよう。暢子は仕出しの手伝いをしている。

 和彦は沖縄の文化を後世に伝えたいという父・史彦(戸次重幸)の思いを引き継ぎたい、そして、その夢のために、いずれは東洋新聞社を辞めると明かした。暢子は「全然、知らなかった。和彦くんがそんな夢を持っていたなんて」。和彦は子どもの頃の写真を見つけ「不思議だね。子どもの頃に沖縄で出会った僕らが、今は鶴見で同じ下宿で暮らして、エイサーを聞いてる」と懐かしんだ。

 しかし、和彦は夏が終わるまでには引っ越しをし、鶴見を離れる。

 暢子「そうだ。引っ越す前に海行こう。うち、こっちに出てきてから、まだ一度も行ってない。沖縄では毎日見てたのに」

 和彦「行こう。夏が終わる前に」

 暢子「最後にパーッと騒ごう。みんなで」

 和彦「2人でも、いいけど」

 「えっ」と驚いた暢子は包丁で指を切り、和彦は「大丈夫?」と手を取る。“急接近”した2人の視線が絡み合った。

 SNS上には「あまゆに愛さん来る予定なんだよね?」「ここに絶対愛さん来るパターンだよな」「きっとこのタイミングで愛が登場だろうし、明日はまた修羅場にならなきゃいいけど」などと心配の声も。暢子&智、和彦&愛の“四角関係”はどうなる?

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