「ちむどんどん」正論&一喝!和彦くん&おでん屋ヨシはプロ暢子に、良子はお金無心ニーニー&優子に

[ 2022年6月8日 08:15 ]

連続テレビ小説「ちむどんどん」第43話。(左から)愛(飯豊まりえ)和彦(宮沢氷魚)暢子(黒島結菜)智(前田公輝)(C)NHK
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 女優の黒島結菜(25)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は8日、第43話が放送された。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算106作目。タイトルは沖縄のことばで「チム(肝=心)が高鳴る様子」「胸がドキドキする」という意味。映画「パッチギ!」「フラガール」などで知られ、2014年後期「マッサン」を担当した羽原大介氏がオリジナル脚本を手掛ける。今年、本土復帰50年を迎えた沖縄を舞台に、沖縄料理に夢を懸けるヒロイン・比嘉暢子(のぶこ)ら個性豊かな4きょうだい、本土復帰からの歩みを描く。

 第43話は、房子(原田美枝子)に命じられた屋台のおでん屋の立て直しに懸命になる暢子(黒島)。しかし、和彦(宮沢氷魚)や愛(飯豊まりえ)らのアドバイスに…。そして、良子(川口春奈)が実家に現れ、重大な告白をする…という展開。

 この日の試食は子羊の骨付き肉、かぶ、セロリにソースはサルサ・ヴェルデ、サルサ・アラビアータ。

 和彦「屋台に来るお客の多くは、残業やきつい力仕事で疲れてる。こんな馴染みのないものじゃなくて、もっとありきたりな、ホッと心が安らぐ、染みるような味のおでんを」

 暢子「新しくて、個性的なおでんにしないと、うちがここに来た意味がないさ。うちのオーナーもきっと、そういう期待をしてくれて」

 和彦「間違ってると思う」

 暢子「何が言いたいわけ」

 和彦「僕は、暢子がそういう考えで料理と向き合うのは反対だな。もっと地味で、新鮮味はなくても、大切なことがきっとあるはずだよ。そういう料理を、暢子は志すべきだよ」

 暢子「ちょっと待って。和彦くんに料理の何が分かるの」

 和彦「料理のことは詳しくないけど、そういうことじゃなくて」

 暢子「うちは、料理のプロとして、結果を出さないといけないわけ。詳しくないなら、偉そうに言わないでほしい」

 和彦「偉そうになんか言ってないだろ。なんで分かんないんだ。根本的な問題じゃないか。もういいよ。ごちそうさん」

 暢子「でーじ、わじわじする」

 沖縄。愛娘・晴海を連れ、良子が実家に帰ってくる。

 「(博夫は出張?)知らない。別れるから。うちは、博夫さんと離婚します」

 賢秀(竜星涼)の“紅茶豆腐”は売れない。我那覇(田久保宗稔)はテレビCMを打ち、大ヒットの後は株式会社を設立するという。「ガナハビジネス 副社長」の名刺を賢秀に渡した。しかし、アテにしていた入金が遅れ、CM制作費が不足しているという。

 賢秀は15万円を借りるべく、優子(仲間由紀恵)に電話。良子が代わり「いい加減にして。もうこの家には、ニーニーに貸すお金は一銭もないよ。どれだけお母ちゃんを悲しませたら気が済むわけ。もう二度と電話してこないで」と電話を切った。「お金送ったら、もっとニーニーをダメにする。分かった」と母を諭した。

 また、房子(原田美枝子)への不満をぶちまける暢子には、おでん屋店主・安孫子ヨシ(大島蓉子)が「いい加減にしな。房子さんの悪口を私の前で言うのは許さないよ。絶対に許さない」と一喝した。

 和彦とヨシは暢子に、良子は賢秀と優子に“正論”。前日7日の同局「あさイチ」(月~金曜前8・15)の“朝ドラ受け”。博多華丸は「本当にあの兄妹は本当にもうね、言いたいことはたくさんありますけども、本当に」と語ったが、暢子と賢秀はどうなるか。

 SNS上には「和彦よく言った!」「和彦くんごもっとも」「苦言を言える友達はいい友達。大事にしなくちゃ」「グッジョブ良子」「良子、よくやった!いてくれて良かった」などの声が上がった。

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