常田大希 敬愛するウォーホルと奇跡のコラボ 展覧会テーマソングを担当

[ 2022年6月8日 04:00 ]

「アンディ・ウォーホル・キョウト」展のテーマソングを担当する常田大希(C)TAKAKI_KUMADA
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 King Gnuの常田大希(30)が、9月17日から京都市の京セラ美術館・東山キューブで開催される展覧会「アンディ・ウォーホル・キョウト」のテーマソングを担当する。

 提供したのは「Mannequin(マネキン)」で、敬愛するウォーホルからインスピレーションを受けて制作し、6年前に発表した曲。King Gnuと並行して活動しているmillennium paradeのインディーズ時代の「Daiki Tsuneta millennium parade」名義で16年に発売したアルバム「http://」に収録した。このCDはすでに廃盤となっている上、デジタル配信とサブスクリプション(定額聴き放題)配信もすでに終了し、カセットテープでの復刻も完売、ファンの間で幻の作品となっていた。

 同展の公式YouTubeチャンネルでスポット映像が8日正午に公開される。

 ミュージシャンだけでなく、芸術家としての肩書も持つ常田は「時代を超えて私にインスピレーションを与え続けてくれるポップアートの巨匠。ウォーホルから勝手にインスピレーションを受けて作った『マネキン』という曲がありまして、今回なんとその曲がテーマソングに選ばれたということで、私自身、そのなんとも不思議なめぐり合わせに驚いております。ウォーホル作品とマネキンという曲が合わさった映像を初めて見た時、とても自然かつ完璧にフィットしたことに驚きました」と感激。「若い時の常田よ、よくやったと抱きしめてあげたい」とも付け加えた。

 ウォーホルについて「多くの人はコミカルかつスタイリッシュでカラフルな色彩の作品群をイメージするかと思いますが、彼を知れば知るほど、そういった作品は彼のほんの一面でしかありません」と解説。「私自身、彼のアーティスト活動のスタイルにどれほど多くの影響を受けたかは計り知れません。ウォーホルのファクトリーがなかったとしたら、私はmillennium paradeやPERIMETRONなどの複合的なクリエーティブチームを立ち上げることもなかったかもしれません」と振り返った。

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2022年6月8日のニュース