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井上公造氏 最も感動した取材相手を告白 伝説のコンサートの裏側明かし「プロ中のプロを見た気がして」

[ 2022年5月26日 15:06 ]

井上公造氏
Photo By スポニチ

 3月で芸能リポーターを引退した井上公造氏(65)が26日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。これまでに最も感動した取材相手を明かした。

 芸能レポーター歴は36年となり、「6、7000人はインタビューさせてもらったと思います」と語った井上氏。司会の黒柳徹子から「一番感動なさった方とかっていうのうかがっても大丈夫?」と聞かれると、「それは美空ひばりさん(1989年死去、享年52)ですね。ひばりさんのレコーディングに立ち会わせていただいて」と明かした。

 通常のレコーディングでは先にバックの演奏は録音されており、歌手がそれに合わせて歌うというものだが、「ひばりさんの場合は当時コロンビアの大きいスタジオにバンドが用意されていて。生バンドを演奏するんですよ」と説明。バンドはリハーサルをして準備しているが、「ひばりさんがやって来られて、“じゃよろしく”って言われて、バンドさんが緊張してるんですよ。自分がミスしたらダメなので」。すると美空さんは「テーク1でさらーっと歌われて、“はい、終わり”でそのままスタジオを去って行かれたんですよ」と驚きの様子を語った。

 「いや、たくさん歌のうまい方を取材させていただきましたけど、ひばりさんを上回る方はちょっと僕は一度も会ってないですね」と感嘆した。

 また美空さんは1987年に突発性大腿骨骨頭壊死と診断されて長期入院、再起不能説まで流れたが、翌88年に東京ドームのこけら落としとして「不死鳥コンサート」を開催。「僕も現場で取材させていただいて、舞台袖の方で見てたんですけど、ひばりさん、決して体調が良かったわけではないんですよ」と救急車をスタンバイさせてのステージだったとした。

 歌と歌の合間にはピアノにもたれたり、手をついたりと、立ってられないような状態だったが、「全く客席は気づきませんし、完全燃焼と言っていいぐらい素晴らしい歌声を全曲聴かせていただいて」。だが幕が下りた後は救急車で病院に運ばれたとし、「プロ中のプロを見た気がして。お客さんを楽しませるということ、自分の歌を聴きに来てくれる人を喜ばせるということをここまで徹底的におやりになるアーティストは、他にいないんじゃないかと思うぐらいでした」と振り返った。

 だがその一方で、美空さんと話をした際の印象については「僕らはひばりさんって言うとほとんど口をきいたって言う記憶はないんですよ」と言葉は少なかったとし、「でもコンサートとかレコーディングとかっていう時には、たくさん感動をもらいましたね」としみじみと話した。

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2022年5月26日のニュース