久慈アナと婚約のバスケ渡辺雄太、責任感強く熱い男 惨敗に「日本代表として恥」と言ったことも

[ 2022年5月26日 13:26 ]

婚約を発表した久慈暁子アナ(左)とバスケットボール日本代表でNBAの渡辺雄太
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 元フジテレビで4月末で退社した久慈暁子アナウンサーと婚約したバスケットボール日本代表でNBAの渡辺雄太(ラプターズ)は、責任感の強い熱い男だ。

 日本代表の主将を務めた中国開催の19年W杯。順位決定リーグでニュージーランドと対戦し、81―111と大敗を喫した。111失点は日本のW杯でワーストという屈辱。試合後のミックスゾーンで大敗の感想を問われた渡辺は、数秒うつむき、何とか言葉を絞り出した。

 「日本代表として恥だと思う」

 自国開催だった06年(当時世界選手権)以来、13年ぶりの大舞台。八村塁は途中で離脱し、渡辺は敗戦の責任を背負い込んだ。

 「たくさん応援してくれる方もいて、代表合宿で落ちたメンバーがいる中で、絶対にやっちゃいけない試合だった。最後の方、向こう(ニュージーランド)はずっと遊んでいた」

 昨夏の東京五輪も3戦全敗と結果を残せなかった。最後の試合を終えた後、渡辺はベンチでしばらく動けず。ユニホームで顔を覆い、白いタオルを頭からかぶっていた。

 ただ、W杯とは違い、個々の全力プレーや勝ちにこだわるムードは感じ取った。だから、涙で声を震わせて言った。

 「みんな、全力を出し切った。恥だとは思っていない」

 NBAという最高峰の舞台で戦う27歳。「家族のために」という責任感も加わり、さらなる飛躍を遂げる。

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2022年5月26日のニュース