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落下の知床観光船 なぜえい航?専門家が解説「錨を下ろせる浅い海で船を固定して引き上げたかった」

[ 2022年5月24日 16:52 ]

東京・赤坂のTBS社屋
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 元第3管区海上保安本部長で、日本水難救済会の遠山純司常務理事が24日、TBS系「Nスタ」(月~金曜後3・49)に生出演し、知床半島沖で沈没した観光船が引き上げ作業後、えい航中に再び海中に落下したトラブルについて解説した。

 23日に水深20メートルまで引き上げられた観光船「KAZU 1(カズワン)」の船体は、台船にえい航され、浅瀬に移動する途中で何らかの理由で落下した。遠山氏は「海中から海面に出す時って、ものすごくテンションがかかるんです」と説明。「台船、新日丸の方をしっかり固定する必要がある。深い海では錨(いかり)が下ろせませんので、錨を下ろせる浅い海まで持って来て、新日丸を固定した上で引き上げたいという意図があったと思う」と分析した。

 遠山氏によると、作業する海域にも細心の注意を払う必要があるという。「上げる作業を、潮の流れがもう少し穏やかなところでやる必要があるということ」。また「今回の事態になってしまいましたけど、深いところで失敗してずり落ちてしまうと、引き上げるのが大変なんです。そういう事態になっても、浅いところであれば引き上げが容易」とし、「3つのファクターを勘案して、浅いところに持って行きたかった」と推測した。

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