「ちむどんどん」賢秀ニーニー、颯爽と旅立ち“誤字”にネット爆笑も 再登場まもるちゃんトレンド入り

[ 2022年5月10日 08:15 ]

連続テレビ小説「ちむどんどん」第22話。まもるちゃん(松原正隆)に別れを告げ、旅立つ賢秀(竜星涼・右)(C)NHK
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 女優の黒島結菜(25)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は10日、第22話が放送された。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算106作目。タイトルは沖縄のことばで「チム(肝=心胸・心)が高鳴る様子」「胸がドキドキする」という意味。映画「パッチギ!」「フラガール」などで知られ、14年後期「マッサン」を担当した羽原大介氏がオリジナル脚本を手掛ける。今年、本土復帰50年を迎える沖縄を舞台に、沖縄料理に夢を懸けるヒロイン・比嘉暢子(のぶこ)ら個性豊かな4きょうだい、本土復帰からの歩みを描く。

 第22話は、為替の投資話に騙された挙げ句、ハンバーガーショップで暴れた賢秀(竜星涼)を下地(片桐はいり)が告訴すると、比嘉家へ。兄と家族の窮地を救うため、歌子(上白石萌歌)が下地の前で歌わねばならぬ羽目に…という展開。

 歌子が「椰子の実」を歌い上げると、下地は「今、分かった。あなたの才能を花開かせるために、私は音楽教室になった」と告訴を取り下げ。「しっかりしなさい!こんないい家族がいるんだから」と賢秀を叱咤激励した。

 そこへ賢吉(石丸謙二郎)が現れ、お金の話に。暢子の東京行きは「絶対に許さん」――。

 暢子は夕食の準備。賢秀の「オレが悪かった。謝るから、ごはん作って」に感情が爆発した。「ぽってかす!」――。

 寝床。

 賢秀「暢子、起きてるか?ごめんな、本当にごめん。オレはただ、うれしかったわけよ。生まれて初めて、親以外の大人から褒められて。うれしかったわけよ。今までずっと、ウソつきとか、ろくでなしって言われてきて。初めて褒めてくれた人を信じたかった。この人を信じて、オレを馬鹿にした大人たちを見返してやりたかった。分かってくれんか?暢子、起きてるか?」

 暢子「もう寝てるから」

 賢秀「そうか」

 翌朝。賢秀の姿がない。優子(仲間由紀恵)は「当分、帰らんつもりなはず。あれ(スーパーバンド)がない、あれ」。賢秀はスーパーバンドを頭に巻き「(共同売店の店員)まもるちゃん(松原正隆)、元気でな」と颯爽とバスに乗り込んだ。

 賢秀の書き置きを見ながら「それにしても、何をするつもりかねぇ」(優子)「倍にして返す、じゃない?」(良子:川口春奈)「倍、かぁ」(歌子)。賢秀の書き置きには「部にして返す!」――。

 SNS上には「部にするなw」「部にして返すw」「ニーニーに終始イライラさせられたけど、最後の最後『部にして返す』で笑ってもうたw」「ロッキーのトレーニング中みたいなBGM」「まもるちゃん、またいたw」「スナフキンがバス停にいた(笑)」「まもるちゃんこそ、どうやって生活してるんだ(笑)」などの声が上がった。

 この日は「#ちむどんどん」がツイッターの国内トレンド1位、「#あさイチ」が5位、「ニーニー」が10位、「キョウリュウレッド」が15位、「女のくせ(に)」が16位、「華丸さん」が18位、「まもるちゃん」が20位にランクインした(午前8時45分時点)。

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