福山雅治“初体験”の場所・熊本に思い馳せ「誰もそんな事を思っていないから全く用意していなくて」

[ 2022年5月7日 17:28 ]

歌手で俳優の福山雅治
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 歌手で俳優の福山雅治(53)が7日、パーソナリティーを務めるTOKYO FM「福山雅治福のラジオ」(土曜後2・00)に出演。1990年にシンガーソングライターとしてデビュー後、初めてブレークを実感した熊本でのエピソードを明かした。

 現在、全国13カ所を巡るアリーナツアー中の福山。7~8日の会場はグランメッセ熊本だが、熊本でのライブ開催は実に28年ぶりだという。「いやちょっと待ってよ~。すいません。本当にお待たせし過ぎたかもしれません。そんな熊本ライブ、1つになりたい」と意気込みを語りつつ、「熊本県。実はですね、福山、初ブレークを実感した、させていただいた場所という認識がございます」と打ち明けた。

 90年代前半は、ミュージシャンの楽曲に合わせて制作されるミュージッククリップを流す番組が各地方でたくさんあり、福山はデビュー間もない頃、くまもと県民テレビ(KKT)でVJ(ビジュアルジョッキー)として、レギュラー番組を持っていたという。当時を振り返り、「おそらく最初のテレビレギュラー。その影響だったんでしょうね。(あるとき)サテライトスタジオで『サウンドスクエア』というラジオの公開生放送があったんですけど、まあ~そこにたくさんの観覧の方が来ていて。僕(目当て)じゃないと思ったんですよ。僕の前のゲストがB'zさんだったんで…」と福山。

 「ああB'zさんのファンなんだな、すごいな~。まあわれわれは普通に行きましょうか!ってことで、つるっと(サテライトスタジオに)入ろうとしたら、その黒山の人だかりはなんと福山を見に来た方々だったんです。誰もそんな事を思っていないから全く用意していなくて、準備できていなくて」としつつ、「初めてファンという方に追いかけられる、囲まれるという体験をしたのが鶴屋百貨店のサテライトスタジオの出入りでしたね」と回想。30年以上前、初ブレークを実感した熊本での出来事について、「いや本当にありがとうございます」としみじみ感謝していた。

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2022年5月7日のニュース