OSKトップ・楊琳「女性が演じる男性の色気を」安倍晴明役に気合

京都で着物ショーに出演したOSK日本歌劇団の（左から）千咲えみ、楊琳、舞美りら
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　OSK日本歌劇団のトップスター・楊琳（やん・りん）、トップ娘役・舞美りら、千咲えみらが5日、京都・西陣織会館で行われた着物ショーに出演した。ステージでは7月9日に京都南座で開幕する「陰陽師/INFINITY」（18日まで）でのナンバーも披露。楊は「すべてが初めてのことでド緊張でしたが、貴重な体験でした」と笑顔で振り返った。

　京都出身の舞美は、同会館近辺が散歩コースだったそうで「舞台とはまた違う高揚感がありました」。千咲は「なかなか振り袖を着る機会すらないのに、こんなに豪華なものを、しかも京都で着られたのは光栄」と興奮気味に話した。

　「陰陽師」は夢枕獏原作で、OSKの代表作のひとつ。安倍晴明を演じる楊は「野村萬斎さんの映画とか、（フィギュアスケート）羽生結弦くんとかが“かっこよかったな～”と思って。今回、私がやるからには、女性が演じる男性の色気を出したい」と力を込めた。