松本人志　天竺鼠・瀬下の不倫報道での活動休止に私見「究極の開き直り芸を作るしかもうない」

ダウンタウンの松本人志
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　お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志（58）が17日放送のフジテレビ「ワイドナショー」（日曜前10・00）に出演。13日に「文春オンライン」で新たな不倫疑惑を報じられ、芸能活動を自粛することを発表したお笑いコンビ「天竺鼠」の瀬下豊（42）について私見を述べた。

　松本は「俺ね、うーん、瀬下もそうやし、（アンジャッシュの）渡部（建）もそうですし、いろいろな人たちが芸人を続けたいというのであれば、どこかで究極の開き直り芸を作るしかもうないよね」と見解。「誰がやるのか、瀬下がそうなるのか、渡部がどこかで突き抜けるのか、ちょっと案件は違うけど、チュート徳井（義実）もどこかちょっとこうね、いい気味で開き直り芸というものを身につけるというか、そういうカテゴリーみたいなものが…『アメトーーク！』で開き直り芸人の回ができたらいいなと思う」と提案すると、「オズワルド」の伊藤俊介が「最低視聴率叩き出す可能性ありますよ」と冷静にツッコミを入れた。

　それでも、松本は「でもなんか、やっぱり先輩として、芸人としてそう願っちゃうんですよね」と願った。

　さらに「反省するって言っても、バレたことにショックを受けているだけじゃないですか、正直いうと。たぶんそう、バレたことにショックを受けたから謝っているんじゃないですか。たまたまこの間、テンダラーと会いましたけど、結局のところ、そこまで反省してなかった」と冗談交じりに私見。「だから、誰かがその扉を開けてほしいなって」と続けた。

　「僕、40年やってますけど、結局、頑張ったところで、半分の人ぐらいにしか好かれないですからね。あと半分は俺のこと嫌いか、興味がないっていう。こんな人たちがいっぱいいるんですよ」と自身と重ね、「こんな人たちに訴えかける芸ができればそこそこいけるんじゃないかなって。瀬下のことを知らなかった人もある意味、興味は持ってしまったわけですよね。そういう人たちを取り込むという、何か芸が身に付けられたらいいのになと思ってしまうんです」とした。

　芸能活動の休止については「吉本は舞台があるんやから、相方の気持ちもあるんやろうけど、舞台を一生懸命、休まずにやってほしいけどな」とも語った。

　瀬下は3月24日発売の「週刊文春」で20代女性との不倫を報じられ、同日、自身のツイッターで謝罪したばかり。今回は新たに別の女性2人とのスキャンダルが報じられ、相手の2人が瀬下から受けた堕胎の強要や暴力を告発した。

　14日に自身のツイッターで「この度は私の無責任な行動で傷つけてしまった女性の方々に心よりお詫び申し上げます。また、一部メディアの記事内容により、ご迷惑、ご心配をおかけしましたファンのみなさま、関係者のみなさまにも重ねてお詫び申し上げます」と謝罪。「自分のこれまでの行動を反省し、当面の間、芸能活動を控えることにします」とコメントを掲載し、芸能活動の休止を発表した。

　瀬下は2007年に結婚し、2人の子どもがいる。