洋楽No.1ヒット曲が東京卍リベンジャーズと異色コラボ スペシャルムービーを公開

[ 2022年3月17日 10:30 ]

「東京卍リベンジャーズ」の作者、和久井健がスペシャルムービーのために描き下ろした未公開イラスト
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 オーストラリアの歌手、ザ・キッド・ラロイ(18)がジャスティン・ビーバー(28)と共演した大ヒット曲「ステイ」が、人気漫画「東京卍リベンジャーズ」とコラボレーションし、話題となっている。

 17日午前、ラロイが自身の公式YouTubeでスペシャルムービーを投稿。和久井健氏の原作シーンを使いながら、主人公である花垣武道と、ストーリーのカギを握るキャラクター、東京卍會総長マイキーの絆を中心に描かれている。メーンの2人だけでなくドラケンやエマ、松野千冬、場地圭介、佐野真一郎といったキャラクターも次々と登場している。14日に30秒のコラボレーション動画が公開されており、これが第2弾となった。

 「ステイ」はサブスクリプション(定額聴き放題)の総再生回数が20億回を突破し、全米チャートで首位を7回記録。日本でも洋楽史上最速でサブスク1億回を突破し、14日発表の日本ゴールドディスク大賞「ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ストリーミング賞」を受賞、21年度で国内で最もサブスクが再生された洋楽曲となった。発売は昨年7月。離れてしまいそうな相手に向かって「ここにいてほしい」と願う切なる思いを歌った歌だ。

 ラロイは日本風のアニメイラストを自身の作品で使うなど、日本の文化が大好きなことで知られる。「ステイ」の疾走感あふれる曲調と「東京卍リベンジャーズ」の世界観がマッチしているとして、今回のコラボが実現し、スペシャルムービーの制作が進められてきた。動画はそれぞれのキャラクターが「ここにいてほしい」と願う強い思いが「ステイ」の歌詞の世界観とリンクしながら伝わってくる内容となっている。

 和久井氏は「ステイ」について「自分の描く世界観にマッチしたカッコいい曲で、漫画の執筆中にもよく聞いてました」といい、今作のために特別なイラスト2枚を描き下ろしている。

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