清塚信也 レッスンで「学校も行かせてもらえなかった」 日に10時間練習も…過酷経験が必要な理由

[ 2022年2月27日 14:39 ]

ピアニストの清塚信也
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 ピアニストの清塚信也(39)が27日放送のフジテレビ「ボクらの時代」(日曜前7・00)に出演。過酷な幼少期を回想した。

 5歳から英才教育を受け、「人と違う人生があるっていう前提のもとで生きてきてる」という清塚。

 「ピアノのレッスンがあるから学校も行かせてもらえなかった。友達もいないし。小6で日に10時間以上練習してたから、漢字も計算も雑念と思えって言われて育って。勉強してると怒られるんだから」とピアノ漬けの日々を送っていた。

 まるでベートーベンのようだという声に「ベートーベンの曲とか、過酷な人生歩まないと弾けないぞっていう思いもある。革命で祖国がなくなるとか、そんな思いは日本じゃできない。ただでさえそんな時に作られた曲だから、どれだけ過酷な人生を味わえるのかが大事だぞっていうのはあるんだよね」と曲をモノにするためには必要な経験だと考えを述べた。

 ピアノは一生勉強だという。「全然無理だよ、88鍵なんてコントロールできないよ。人間技じゃないのよ、はっきり言って。ゾーンに入るのは、人生で3回あればいい方かなと思う。今までは2回くらい入ったことがある。入ると、全てが見える。(鍵盤を弾く)指の動きを全部把握するのは無理なんだけど、手に取るようにわかる。目をつぶっても弾けるというか全てがわかる感覚がある」と語った。

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2022年2月27日のニュース