カズレーザー ワリエワ傷だらけの暫定4位に「未成年、年少のアスリートを使い捨てにし過ぎなんじゃ」

[ 2022年2月18日 09:40 ]

「メイプル超合金」のカズレーザー
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 お笑いコンビ「メイプル超合金」のカズレーザー(37)が18日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。北京五輪フィギュアで、昨年12月のドーピング違反が判明しながら個人種目出場を認められた女子SP1位のカミラ・ワリエワ(15、ロシア・オリンピック委員会=ROC)がフリーでミスを連発して5位にとどまり、合計224・09点の4位でメダルを逃したことに言及した。

 ワリエワは、最終25番滑走で冒頭の4回転サルコーは着氷したが、次のトリプルアクセル(3回転半)はステップアウトで手をついた。4回転トーループはステップアウトで、続く3回転トーループは転倒。2本目の4回転トーループも転倒した。五輪のプレッシャーに加え、ドーピング騒動の影響は明らかだった。

 MCの谷原章介が「追い詰められてましたね?」と聞くと、カズレーザーは「そうだとは思いますが、もちろんわれわれが心情を察することはできません。ワリエワ選手という本当に偉大な才能あふれる方なので、われわれがどうしても過大に評価しているとは思うんですけれども、やっぱり15歳の未成年のアスリートが大きな舞台でミスをするっていうのは、あって当たり前のことだと思うんで、それを何かあまりに期待を負わせ過ぎてるというか、ドーピングあるなし関係なく、ちょっとプレッシャーをかけ過ぎなのじゃないかなと思いますね」と自身の見方を話した。

 そして、「今回のIOCの立場っていうのは、僕は不信感があると思う。ROCって形で出場を認めるってことは、ドーピングに対する制裁が全くないのとほとんど一緒で、今回の五輪でいえば、ジャンプスーツの採寸で失格になるとか、選手が自分ではどうにもならない不安と戦いながらやってるので」とし、「特に未成年、年少のアスリートを使い捨てにし過ぎなんじゃねえのかなって、五輪を見る度に思いますね」と自身の思いを話した。

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2022年2月18日のニュース