古市憲寿氏 フィギュア女子・ワリエワの禁止薬物疑惑報道に「大人が守ってあげる方法がなかったのか」

[ 2022年2月10日 09:24 ]

フジテレビ社屋
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 社会学者の古市憲寿氏(37)が10日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。北京冬季五輪でフィギュアスケート団体のメダル授与式が急きょ中止された問題で、ロシアの有力紙コメルサント(電子版)が9日に複数の消息筋の話として、金メダルを獲得したロシア・オリンピック委員会(ROC)のカミラ・ワリエワ(15)がドーピング検査で陽性反応を示したためと報じたことについて言及した。

 ロシアメディアは、検出された物質は血管拡張作用のあるトリメタジジンで、検体は昨年12月に採取されたものだと報道。ロシア紙RBK(電子版)は、検出されたトリメタジジンは少量だと報じた。トリメタジジンは心臓の病気の治療などに使われる。

 古市氏は「ドーピングのルールとかって、見てる方がこの競技はフェアだなってふうに思いたいというか、そういうためにあると思うんですけど、現状こういうルールのせいで見てる方がモヤってしちゃうって本末転倒かなって気もします」と言い、「選手側が10代ということもありますから、周りの大人たちが何か(禁止薬物から)守ってあげる方法がなかったのかなってことを考えちゃいますね」と自身の見解を述べた。

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2022年2月10日のニュース