河野景子さん　「私の肥やし」になった相撲部屋のおかみさん時代「自分のこだわりは一切なし」

河野景子さん
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　元フジテレビアナウンサーの河野景子さん（57）が30日、フジテレビ「ボクらの時代」（日曜前7・00）に出演。貴乃花部屋のおかみさん時代について語った。

　河野さんは大相撲の元横綱で元貴乃花親方の貴乃花光司氏（49）と1995年に結婚し、18年に離婚。横綱の妻、貴乃花部屋のおかみさんとして支えた。

　当時について、河野さんは「その時はその時で、全然知らないことをたくさん学びましたし、いろいろな環境で、いろいろ自分の持っていた常識と違っていたものとかたくさん、世の中にあふれてますから、その人たちをコミュニケーション取ったり、支えるとか、見ることがすごい私の肥やしになったと思うんです」と回顧。「でも、あの頃と今何が違うかなと思うと、あの頃は自分自身のこだわりを持つのはやめようって思ったんです。そんな暇ない」と続けた。

　さらに「その世界で取り巻く、いろいろな人たちがたくさんいますし、そこでの自分の立ち位置が今まで自分が生きてきたところの立ち位置と違うので、それをやっていくのに、こだわっていたら、そんな余裕ないので、自分のこだわりは一切なし。いかに合理的にってことばかり考えていた」と振り返った。