前川清＆藤山直美共演舞台の全公演中止を新歌舞伎座が発表　公演関係者にコロナ感染者

「恋の法善寺横丁」のヒット祈願を行った（左から）前川清、藤山直美
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　大阪・新歌舞伎座は25日、公演関係者の新型コロナウイルス感染が確認されたとして25日の昼夜2公演を中止していた「新春特別企画　前川清・藤山直美」について、千秋楽までの全公演を中止すると発表した。「あらためて深くお詫び申し上げます」とした。

　中止となるのは26日～31日の全7公演。チケットの払い戻しについての詳細は公式サイトで発表するとした。　

　同公演は歌手・前川清（73）、藤山直美（63）が共演する「恋の法善寺横丁」と「前川清オンステージ」の2部構成。4日に開幕し31日が千秋楽の予定だった。

　一昨年3月に上演を予定していたが、新型コロナの影響で中止となっていたこともあり、初日の歌謡ショーで前川は「歌手は仕事に頑張ることもできず、約2年の間、苦労させて頂きました。もう、今回は（藤山）直美さんに拾ってもらったようなもんです」とあいさつ。藤山も「この公演がご覧になられたお客様の心に残るものになるよう精いっぱいつとめます」とコメントを寄せていた。