柳沢秀夫氏 岸田政権に「国民の共感、不安感に応えるようなことをしてきている。でも勝負はこれから」

[ 2022年1月12日 13:14 ]

東京・六本木のテレビ朝日社屋
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 元NHK解説委員でジャーナリストの柳沢秀夫氏が12日、テレビ朝日「大下容子ワイド!スクランブル」(月~金曜前10・25)に出演。岸田文雄首相が11日に、新型コロナウイルス「オミクロン株」感染の急拡大を踏まえ、これまで対象外だった12歳未満の子どもへのワクチン接種を早期に始めると表明するなどしたことに言及した。

 12歳未満への接種は、対象年齢を広げる手続きを経て、希望者に3月以降開始する見通し。また、3回目接種は高齢者に加え一般分も前倒しするとして、自衛隊が運営する大規模接種センターを再び開設する意向も示した。厚労省などは、2回目から8カ月の従来間隔で3月以降に予定されていた64歳以下の一般の人や職場接種を、1カ月前倒しすることを軸に調整。追加供給で合意した米モデルナ製1800万回分を活用する。首相は、外国人の新規入国を原則禁止している水際強化措置について「2月末まで骨格を維持する」とも述べた。

 柳沢氏は、11日に発表されたNHKの世論調査で、岸田内閣を「支持する」と答えた人が昨年12月より7ポイント上がって57%(「支持しない」と答えた人は6ポイント下がって20%)だったことを踏まえ、「岸田政権のコロナについてどの程度評価するのかっていったら、6割以上ですよね、評価しているのが。それで水際作戦で海外からの流入を止めた。それから現在の自宅療養にしていることにどう考えるかって質問を投げかけているんですけど、かなりの人が“いいんじゃないですか”って。つまり国民の共感というか不安感に応えるようなことをしてきているっていうのがここに表れてきているような気がする。でも勝負はこれからですよね」と自身の考えを述べた。

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2022年1月12日のニュース