ひろゆき氏 ネット媒体へ立民の資金提供で持論「自民党がCMを打つ。中立メディア存在しない」

[ 2022年1月8日 12:49 ]

西村博之氏
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 2ちゃんねる創設者で実業家の西村博之(ひろゆき)氏(45)が7日、MCを務めるABEMA「Abema Prime(アベプラ)」(月~金曜後9・00)にリモートで出演し、立憲民主党がインターネット報道番組を制作、配信する「Choose Life Project(CLP)」へ多額の資金提供をしていた問題について私見を語った。

 CLPには立民から番組制作費の名目で、広告代理店や制作会社を通じ、資金提供を受けていたと、番組出演者らが抗議文を提出。番組側も約1500万円を提供されていたと公式サイト上で発表し、謝罪した。立民の福山哲郎前幹事長はコメントで「番組制作を支援した」と認めたものの、番組内容などについては「関与したものでない」としている。

 CLPは20年からクラウドファンディングを開始し、市民サポート型の公共メディアを掲げていた。中立性を損ないかねない事態に、CLPへの批判の声も上がっているが、ひろゆき氏は「ナイーブなお子様的な考えな人が多い」とバッサリ。「選挙シーズンになると、自民党が各テレビ局にCM打つじゃないですか?そしたら中立メディアなんかテレビに存在しないじゃないですか?」と、中立メディアの存在自体に疑問を呈した。

 さらにひろゆき氏は、「内閣官房機密費とかも、メディアに配ってますよというのは、配ってた側も、もらってた側も言っていること」とも指摘。さらに、野党への批判的なツイートをするアカウント「Dappi」の例も出し、「Dappiみたいな、自民党のお金でツイッターでいろいろやってましたというのは既にあるので。各政党がそういうことをやるのは当たり前だよね、という事実を受け止めるべきで、中立な清廉潔白なメディアがあると思い込んでいる人たちがまだ現実を理解できていないんじゃないかなと思っています」と持論を展開した。

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2022年1月8日のニュース