満島ひかり 黒柳徹子からかけられた印象的な言葉とは…「日本には少ないんだからやってみたらどう」

[ 2022年1月7日 14:32 ]

女優の満島ひかり
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 女優の満島ひかり(36)が7日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。司会の黒柳徹子(88)から送られた言葉を明かす一幕があった。

 実力派女優として知られ、ドラマ「トットてれび」(NHK総合、16年)では黒柳役を演じたこともある満島。2011年のNHK連続テレビ小説「おひさま」では満島が演じた筒井育子の晩年を黒柳が演じ、この日から公開された英映画の「サンダーバード55/GOGO」で満島が務めたヒロイン・ペネロープ役を1966年のテレビシリーズでは黒柳が務めていたという縁もある。

 満島は「トットてれび」撮影当時を振り返り、「大変でした。楽しいし、頭が重かったですね。ずっと。玉ねぎの頭をしていて」と笑って見せた。「最近ドラマ少し見返したんですけれども、なんか頑張ってたなと自分で思うくらい徹子さんになり切っていて、最終回なんかは、私が徹子なのに、どうして本物がいるの、って感じでした」。黒柳が「似てるだけじゃなくて、いろいろな感じがね、よく演じられて感心しました」と絶賛すると、満島は「形だけじゃなく、内面の豊かさをと思って演じました」と胸を張った。

 黒柳が「2人でご飯食べに行ったりしましたね」と話すと、満島は「おすしを食べに行ったり、一度イタリアンも。舞台もあると、徹子さん2度ほど見に来てくださって」と明かした。満島はその際には黒柳からかけられた「舞台に出られて、皆さんに喜んでもらえて良かったわね」という言葉に感激。「それだけシンプルな言葉なんだけど、役者ってやってると、こだわりが出てくるからシンプルなことがガツンと来たり」と振り返った。

 また、黒柳の「あなたが泣いていると、テレビの前の皆さんも泣いちゃうようなパワーを持っているんだから、人を笑わせるようなことをしてみたら。喜劇の女優はなかなか日本には少ないんだからやってみたらどう」との言葉や、「悪いことは考えなければ起こらない」との言葉に感銘を受けたとした。

 満島は先日黒柳の舞台を見に行き、「お話のベースに感動しているというのもあるんですけど、徹子さんみたいに山とか、川とか、海と言った時に、ただセリフをしゃべってるんじゃなくて、宇宙になってパーンと飛び出していくような、話の仕方をされていて、これをどうやって受け継いでいけるって言うか」と感銘を受けたという。「舞台中ずっと泣いていて。私はこの人を失いたくないと思いながら」と話すと、黒柳は「分かりました。なるだけ長生きしますから」。満島は「お願いします。200歳くらいまで。よろしければ」と笑顔で話した。

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2022年1月7日のニュース