冨田四段 平藤七段下し白星発進 王将戦1次予選開幕、チェスクロック方式に

[ 2022年1月7日 05:30 ]

 将棋のスポニチ主催・第72期ALSOK杯王将戦の1次予選が6日、大阪・関西将棋会館で開幕し、冨田誠也四段(25)が平藤真吾七段(58)に105手で勝利した。第71期7番勝負は9日に静岡県掛川市で第1局が始まる。渡辺明王将(37)=名人、棋王との3冠=に藤井聡太竜王(19)=王位、叡王、棋聖との4冠=が挑む史上初、3冠対4冠による頂上決戦。その3日前に次期挑戦者争いがスタートした。冨田は、7番勝負の見どころについて「両者のタイトル戦では初の2日制。(作戦家の)渡辺王将がどんな作戦を繰り出されるのか、注目です」と話した。

 第72期から、予選と挑戦者決定リーグでは消費時間が1分未満切り捨てのストップウオッチ方式から切り捨てなしのチェスクロック方式へ変わった。

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2022年1月7日のニュース