バカリズム「お前の爪痕残すための番組じゃない」地元ロケでのブチギレ事件　カメラの前で激怒したワケ

バカリズム
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　　お笑い芸人のバカリズム（46）とお笑いコンビ「バイきんぐ」の小峠英二（45）が3日放送の日本テレビ「内村&さまぁ～ずの初出しトークバラエティ笑いダネ」（後10・00）に出演。小峠が、バカリズムがゴールデンの特番収録でブチギレた過去を明かした。

　ともに福岡県田川の出身。同郷の2人がMCを務めるゴールデンの2時間番組があり、福岡のおいしいお店を回るという内容でバカリズムは毎年楽しみにしているという。

　しかし、その愛する番組内で事件が起きた。小峠によると「福岡のゴリけんっていう芸人がいまして。彼が僕らをナビしてくれるっていうコーナーがあって」と、混み合うバスにロケ隊ごと乗り、連れていかれたのはバッティングセンターだった。液晶に映る大谷翔平が160キロを繰り出すというところを「大仁田厚が160センチで投げます」と不要なボケをかまし、雰囲気は極寒に。

　なんとか払拭しようとしたゴリけんに、「まあまあ遠い」ところまで歩いて案内された先が「猫カフェ」。番組の趣旨と大幅にずれたナビゲートに、たまりかねたバカリズムが「テメエ、いい加減にしろ！なんなんだよ、お前の仕切り！」とカメラの前にも関わらず激怒したという。

　バカリズムは「案内役がボケたら収拾付かなくなる。そういう趣旨じゃないし、お前の爪痕残すための番組じゃないと。案内役でナビしてくれて、僕らがボケたりすればいいけど、案内役がボケたら番組が成立しないだろと。猫カフェをボケにしちゃうとお店にも失礼だし、僕らもコメントに困る。そういうとこまで考えてお前ボケてるんだろうな？！って」と当時の怒りを振りかえり、スタジオの爆笑を誘った。

　結局、ゴリけんはその後、電話出演だけになり、最終的には呼ばれなくなった。