【M―1決勝残り1組は?】途中経過は男性ブランコがトップも僅差の争いに M-1敗者復活戦

[ 2021年12月19日 18:53 ]

「M-1グランプリ」の決勝に進出した9組。(前列と後列の2人でコンビ)左から、インディアンス、真空ジェシカ、モグライダー、ゆにばーす、ロングコートダディ、オズワルド、錦鯉、もも、ランジャタイ
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 今日19日に開催される「M-1グランプリ2021」の敗者復活戦がこの日、決勝大会に先駆けて都内で開催され、出場16組がネタ披露を終えた。

 ネタはキュウ、アインシュタイン、ダイタク、見取り図、ハライチ、マユリカ、ヨネダ2000、ヘンダーソン、アルコ&ピース、カベポスター、ニューヨーク、男性ブランコ、東京ホテイソン、金属バット、からし蓮根、さや香の順番で披露した。

 序盤をリードしたのはハライチで、前半8組を終えた時点での国民審査(ネット投票)の途中経過では、87・23点でトップ。マユリカが86・59点、見取り図が86・53点、ヨネダ2000が85・18点と続いた。

 ハライチは、岩井勇気(35)演じる悪魔との契約で、澤部佑(35)が寿命と引き替えに微妙な力を得て慌てふためく男を熱演。4分の持ち時間を40秒ほどオーバーし、タイムアップを知らせる爆発音が鳴ると、澤部が「ボカンじゃねえ!うるせえ!」とネタに盛り込む瞬発力も見せた。ネタ披露後は、澤部が「ぶちキレちゃった。すみません。ほんとにイラッとしちゃった」と本音をこぼした。

 東京・六本木に設けられた屋外ステージの極寒の中、澤部はTシャツ、岩井もシャツにカーディガンを羽織っただけの薄着で登場。今年で出場資格を失うため、ラストチャンスにかける意気込みを表現した。

 12組終了時点での途中経過では、男性ブランコが88・01点で、ハライチ(87・46点)をかわしトップに立った。見取り図(86・56点)、マユリカ(86・40点)と続いた。いずれも僅差で、今後の投票結果によってはひと波乱ありそうだ。

 男性ブランコは、温泉旅館を訪れた男が、おかみの不思議な接客にほんろうされる様子をゆったりとしたペースで表現し、笑いを誘った。

 「M-1グランプリ」は今年で17回目。今大会は過去最多の6017組が予選に参加した。敗者決定戦の勝者は、午後6時34分からテレビ朝日系で生中継される番組内で発表される。

 他の出場チームはインディアンス(3年連続3度目)、オズワルド(3年連続3度目)、真空ジェシカ(初)、錦鯉(2年連続2度目)、モグライダー(初)、もも(初)、ゆにばーす(3年ぶり3度目)、ロングコートダディ(初)、ランジャタイ(初)。

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2021年12月19日のニュース