【M―1決勝9組紹介】真空ジェシカ 高学歴コンビが織りなすアカデミックネタ爆発なるか?

[ 2021年12月19日 17:50 ]

「M-1グランプリ」の決勝に進出した9組。(前列と後列の2人でコンビ)左から、インディアンス、真空ジェシカ、モグライダー、ゆにばーす、ロングコートダディ、オズワルド、錦鯉、もも、ランジャタイ
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 お笑い界最高栄誉の賞レース「M-1グランプリ2021」が19日、開催される。過去最多の参加6017組の頂点に立つのは?今大会の出場コンビから、真空ジェシカを紹介する。大会はテレビ朝日系で、午後6時34分から全国ネットで生放送される。

 真空ジェシカはプロダクション人力舎所属のコンビで、12年に結成。ボケの川北茂澄(32)はひげ面、ツッコミのガク(31)はマッシュルームカットにメガネが、それぞれトレードマーク。M-1はこれまで準々決勝進出が最高成績で、今回が初の決勝進出となった。

 川北は慶応大、ガクは青山学院大出身という高学歴コンビとして知られる。ともに学生芸人としても活躍。その知識を生かしたアカデミックなネタも多い。ガクが設定する変幻自在な世界観に、川北が振り回されながら付いていくスタイル。川北の“嘆きボケ”も見もの。ともに漫才だけでなく、大喜利も得意とする。

 人気セクシー女優の希崎ジェシカに、語感から「真空」を付けてコンビ名に。同期は、今年のキングオブコントを制した空気階段、今大会で争うオズワルドなど。ガクは大会公式YouTubeのインタビューで「オズワルド、倒します。絶対」とライバル心を見せており、同期対決で大会を盛り上げるか。人力舎としても、04年の王者「アンタッチャブル」以来17年ぶりのファイナリストで栄冠を狙う。

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2021年12月19日のニュース