神田沙也加さんプロデュースのブランドが追悼「ともに過ごした温かく優しい時間を決して忘れません」

[ 2021年12月19日 16:09 ]

　女優の神田沙也加さん（享年35）が18日に急死したことを受け、神田さんがコンダクターを務めたファッションブランド「Maison de FLEUR Petite Robe canone（メゾンドフルールプチローブカノン）」が19日、公式ツイッターで神田さんを追悼した。

　同ブランドはストライプインターナショナル社のブランドで、神田さんが19年スタートしたコンダクターとしてプロデュースを手掛け、アラサー世代の大人の女性をターゲットしたファッションブランド。

　ツイッターでは同ブランドのスタッフ一同名義で文書を発表。「神田沙也加さんのご逝去に悼み、心よりご冥福をお祈りいたします」と追悼。「音楽をコンセプトにしたい。彼女らしい一言から2019年にブランドをスタートし、シーズンごとに打ち合わせを重ね、共に成長しブランドを育ててまいりました」とし、「カノンだから音が大事。と、触れた時の生地の音を確認して素材選びをしたり、この前こんなコメントがあったんです。とお客様の欲しいものを常に考え、丁寧に大切にものづくりに取り組む姿が印象的でした」と神田さんのこだわりの仕事ぶりを明かした。

　「スタッフや関係者には必ず立ち上がって挨拶をし、謙虚に礼儀正しく、心の優しい美しい方でもありました」としのび、「私たちは、ともに過ごした温かく優しい時間を決して忘れません。スタッフ一同、心より尊敬と感謝の意を表し、お悔やみ申し上げます」と記した。

　所属事務所が18日に札幌市内で神田さんが死去したことを19日午前4時にホームページ上で報告。神田さんは、ホテルの14階部分の屋外スペースで見つかり、宿泊していた高層階から転落したとみられる。警察が詳しい経緯を調べている。1986年に神田正輝と松田聖子の長女として誕生。札幌には主演ミュージカルのため滞在していた。

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