加藤綾子 10万円給付の事務費問題に私見「先々も利用できるシステムなど無駄のない仕組みを」

[ 2021年12月7日 18:54 ]

フリーアナウンサーの加藤綾子
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 フリーアナウンサー加藤綾子(36)が7日、キャスターを努めるフジテレビ系「Live News イット!」(月~金曜後3・45)に生出演し、政府の18歳以下の子供を対象にした10万円給付について、全額現金での給付を表明する自治体が増えてきていることなどについて私見を語った。

 政府は当初、現金5万円を年内に、年明けに5万円分をクーポンで給付する方針だったが、クーポンとの併用の場合は事務経費が967億円多くかかることから、批判が殺到していた。松野博一官房長官は7日、「自治体の実情に応じて現金での給付も可能とする」としつつ、「あくまでクーポン給付が基本」と述べた。

 給付について、静岡県島田市は既に、全額を現金で給付する方針を表明。大阪市の松井一郎市長も「(国からの)ペナルティーがないなら、15歳以下は今月27日に現金10万円を一括現金で給付したい」と述べた。

 給付は子育て支援策でもあるが、加藤アナは「自治体の判断で決められるのはそれぞれの事情に合わせられるメリットもあるんですが、一方で使い道などにバラつきが出てきたりすると、結局これ何のための給付なのか、目的があいまいになってしまう。そんな懸念も出てきますよね」と指摘した。

 事務費問題については、「莫大な事務費もかかりますし、先々も利用できるシステムなど、無駄のない給付の仕組みをつくっておく必要もあるように感じます」と話した。

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2021年12月7日のニュース