23年大河「どうする家康」岡田准一が信長、ムロツヨシが秀吉 有村架純、野村萬斎、阿部寛の豪華キャスト

[ 2021年11月29日 15:30 ]

2023年の大河ドラマ「どうする家康」に出演する(左から)ムロツヨシ、有村架純、松本潤、岡田准一、阿部寛(C)NHK
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 嵐の松本潤(38)が主役の徳川家康役を演じる2023年のNHK大河ドラマ「どうする家康」に、俳優の岡田准一(41)が織田信長役、女優の有村架純(28)が家康の正室・瀬名役、俳優のムロツヨシ(45)が豊臣秀吉役、狂言師の野村萬斎(55)が今川義元役、俳優の阿部寛(57)が武田信玄役で出演することが29日、発表された。今年1月の制作発表以降、新キャストが明らかになるのは今回が初。豪華キャストが名を連ねた。

 東京・渋谷の同局で会見。岡田は主演を務めた14年「軍師官兵衛」以来、9年ぶりの大河“凱旋”。「大河ドラマには深い思い入れがあります。織田信長という圧倒的イメージがある人物にチャレンジできるというのは、怖さも楽しみも両方ありますね」と意気込んだ。

 17年前期の連続テレビ小説「ひよっこ」のヒロインを務めた有村は大河初出演。「ちょうど朝ドラのスタジオが大河ドラマのスタジオと隣同士。大河に出演されている方たちとの交流はなかったですが、一緒に頑張って乗り越えているという感覚があったので、他人事とは思えないというか。それから、さらに大河ドラマということを意識していて、憧れもあったので、出演が決まった時は凄くうれしかったです」と喜んだ。

 ムロは17年「おんな城主 直虎」以来6年ぶり、萬斎は1994年「花の乱」以来、実に29年ぶり、阿部は09年「天地人」以来14年ぶりの大河出演。萬斎はスケジュールの都合により、会見を欠席した。

 大河ドラマ62作目。「リーガル・ハイ」「デート~恋とはどんなものかしら~」「コンフィデンスマンJP」などを生み出した希代のストーリーテラー・古沢良太氏が手掛けるオリジナル脚本。乱世を平定し、東京の礎となる江戸を築いた家康を単独主役にした大河は1983年の滝田栄(70)主演「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。

 松本は大河ドラマ初出演。08年の映画「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」、19年のNHK「永遠のニシパ~北海道と名付けた男 松浦武四郎~」に続く3度目の本格時代劇となる。

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2021年11月29日のニュース