アンガ田中 マルチ商法にだまされやすい?専門家指摘に猛反発「だましてみろよ!」

[ 2021年11月12日 13:10 ]

お笑いコンビ「アンガールズ」の田中卓志
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 お笑いコンビ「アンガールズ」の田中卓志(45)が12日、フジテレビ系「バイキングMORE」(月~金曜前11・55)に生出演し、マルチ商法の被害を心理学者に心配される一幕があった。

 番組冒頭では、金融商品を取引する許可がないにもかかわらず、仮想通貨(暗号資産)を使って投資会社への出資を募った疑いで、金融商品取引法違反の疑いで逮捕された玉井暁容疑者らについて特集。同容疑者らは国内外でセミナーを開いて650億円を集めたとされ、「マルチのカリスマ」の異名を持っていた。

 田中はMCの坂上忍(54)から「投資話とか、来てない?」と問われると、「インスタとかにも『お金とか預けません?』みたいな、DM(ダイレクトメッセージ)で」と、SNSを通じて誘いがあることを告白。土田晃之(49)から「預けた方がいいんじゃない?」といじられると、「絶対取られるでしょ、そんなの」と応じていた。そもそもSNSを使っての誘いには信頼感がないとし、「インスタとかでやってくるなんて、まずは顔を見せろっていう話でしょ?」と首をひねった。

 ところが、明星大学准教授で臨床心理士の藤井靖氏は、この日の出演者でだまされやすそうな人を問われ、「意外と僕は田中さん。割と孤独な人はだまされやすい」と返答。それを独身いじりと受け取ったのか、田中は「おーい!いい加減にしろよ!だましてみろよ!」と、ジョークまじりに声を張り上げた。

 それでも、藤井氏は「他者視点が入らないというところは非常に危険ですよね。加害者のペースにはまっちゃう」とまじめに忠告。伊藤利尋アナウンサー(49)は「つくづく田中さんにいい人を…と思ってしまいますね」と、田中を心配していた。

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2021年11月12日のニュース