和田アキ子 歌手人生で初の失敗…ライブリハでバンドに注意も勘違い「54年やってるんですよ?」

[ 2021年11月6日 13:04 ]

和田アキ子
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 歌手でタレントの和田アキ子(71)が6日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」(土曜前11・00)に出演し、ライブのリハーサルでの恥ずかしい勘違いを告白した。

 12月8、9日にブルーノート東京で、20日にビルボードライブ大阪でライブを開催する。コロナ禍で自由に音楽活動ができない時期を経てのステージに、「生だから、久しぶりに歌関係だから、自分でドキドキしてるのよ」と心の高ぶりを口にした。

 5日には、ライブを前にバンドと音合わせをしたという。TikTokで大バズり中の配信シングル「YONA YONA DANCE」は、元々が電子音中心だけに、生バンドでの再現にバンドメンバーたちが四苦八苦。それでも「シンセ(サイザー)とかエレピ(電子ピアノ)とかを使って、CDに近くして、『生でこれだったらいけるね』って、テンポも考えて」と手応えをつかんだ様子だったという。

 ところが、練習では和田が歌い終わっても、バンドが演奏を続行。和田は音合わせ中にバンドが練習を始めたと思ったという。「延々、終わらないんですよ。『ちょっと待って、ちょっと待って。止めて。練習するなら、私が帰ってからやってください。私の歌は終わってるんですから』って」。その場は静まり返ってしまったという。

 ところが、勘違いしていたのは和田の方だった。「マネジャーが飛んで来て、『アッコさん、コーダ(楽曲の終わり部分)、アウトロですよ』って」。和田は歌終わりで演奏がフェードアウトすると思っていたが、実際にはその後も演奏が16小節も続くバージョンだった。

 普段は自分の歌部分だけ反復して練習するためか、マネジャーからは「資料をお渡しするとき、いらないっていうから、歌割りで(音源を)切ってるじゃないですか?これ、あるんですよ」と指摘され、和田は「これ、アウトロあるの?フェードアウトじゃないの?」と驚いたことを打ち明けた。

 トークの後に番組では同曲を流したが、フリーアナウンサー垣花正(49)は「ちゃんとアウトロまで聞いて下さいね」とポツリ。和田も「私ね、これからこの番組でかけていただく時、(聞き)流さない。ちゃんと聞いてる」と反省していた。さらに、「54年やってるんですよ?アウトロ、初めて聞いたんですよ。恥ずかしい」と、歌手活動で初の失敗を恥じていた。

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2021年11月6日のニュース