岡本知高 幼少期4年間の“ペルテス病”闘病生活に「自分にとってはもう宝物勲章、誇らしいもの」

[ 2021年10月27日 17:53 ]

<東京五輪閉会式>ステージで歌うソプラノ歌手の岡本知高(AP)
Photo By AP

 クラシック歌手・岡本知高(44)が27日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・30)にゲスト出演。幼少期の闘病生活について話した。

 小学生の頃に股関節が壊死する「ペルテス病」にかかり、1年生から4年間を養護施設で過ごしたという岡本。「徹底して治した方がいいということで、そこで装具を足にはめてその装具に足がもう1本付いてるんですね、松葉杖を2本つきまして、合計で5本足でした」「僕も大変でしたけど両親がね、小学校時代から僕をこう…親元を離して施設に入れるってのも大変だったと思いますね」と当時を振り返った。

 司会の黒柳徹子(88)から「でもハンデっていう風には思わなかったんですか」と問われると、「僕のいた施設は障害のある子供たちばっかりが集まっているので、みんなやっぱり親元離れてる寂しさとかね、自分の中に抱えてはいても普段は本当に明るくって。ただ、みんなでお出かけなんかするとやっぱり健常者の方々から『あ、ちょっと見て』なんていう風に指を刺されたりなんかはしたこともあって…」と明かし、「でも僕自身、彼ら仲間たちみんなは、自分たちの障害っていうのをどこかね、誇らしい勲章のような『見て!僕こんなかっこいい松葉杖と装具つけてるよ』っていう想いがあったので自分にとってはもう宝物勲章、誇らしいものでした」と続けた。

続きを表示

2021年10月27日のニュース