元宝塚トップ凰稀かなめ 夢の「ドクターX」出演「まさか」歌声披露に重圧「予想のつかない人数の方々に」

[ 2021年10月25日 07:00 ]

11月4日に放送される「ドクターX~外科医・大門未知子~」第4話にゲスト出演する凰稀かなめ(右)。米倉涼子と初共演(C)テレビ朝日
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 2015年に宝塚歌劇団を退団したの元宙組トップスター・凰稀(おうき)かなめが11月4日に放送されるテレビ朝日「ドクターX~外科医・大門未知子~」(木曜後9・00)第4話にゲスト出演。大ファンという作品への出演が実現し、プライベートの交流もある主演の米倉涼子(46)と満を持して初共演を果たす。人気ミュージカル女優役とあり、劇中、歌声も披露する。

 誕生から10年目、第7シリーズを迎えた同局の看板医療ドラマ。100年に一度のパンデミックの中、日本最高峰の大学病院「東帝大学病院」を舞台に、“絶対に失敗しない女”大門未知子の活躍を描く。

 凰稀が演じるのは、東帝大学病院に極秘入院する人気ミュージカル女優・四季唯花(しき・ゆいか)役。パンデミックの影響により出演舞台がすべてキャンセルになるという苦境を経て、世界的大舞台の公演を目前に甲状腺がんを患っていることが判明。稽古復帰までに時間がかかることや、首に傷が残ることを恐れる唯花は、大門未知子(米倉)による外科手術も断固拒否。内科部長・蜂須賀隆太郎(野村萬斎)が推進するメスを使わない「ケミカルサージェリー」を選ぶが…。

 凰稀は第1シリーズから全部視聴している「ドクターX」の大ファン。「ゲスト出演のお話を頂いた時はビックリいたしました。大門先生にはいつもスッキリさせていただき『この番組に出られたらな~』と夢に見ていました。まさか、その夢がかなうとは思わず、事務所から『誕生日プレゼント』と言って台本を渡された時は跳び上がりました!」と大喜び。「いざ撮影に参加しましたら、シリーズ化されているドラマだけあって、スタッフさんの一体感はもちろん、現場の雰囲気がすごく和やか!ゲスト出演の私も皆さまに本当によくしていただきました。遠藤憲一さんはじめ、勝村政信さんや岸部一徳さんも、現場でいつも気さくに話してくださり、楽しませていただきました」と撮影を堪能した。

 米倉とは初共演。「実は米倉さんとはプライベートで何回かお会いさせていただいているのですが、今回お仕事でご一緒させていただき、あらためて『ストイックさと美意識の高さ、映像チェックをされる時の真剣な空気、なおかつ場の空気を盛り上げる気配りなど、すべてにおいて完璧な方だな!!』と思いました」と脱帽し、ほれ直した様子。

 歌唱シーンについては「舞台で歌うことが多い私ですが、実はすごく苦手分野で…」と意外な告白をし、苦笑い。「いつもは舞台会場にいらっしゃる方の前だけで歌いますが、今回は全国ネットの人気ドラマで、予想のつかない人数の方々に聴かれることが何よりのプレッシャーでした。収録するまでとても不安でしたが、皆さんのご協力で無事に撮影も終わり、今はホッとしてます」と慎ましやかに安ど。美しき歌声は大門未知子の心をも揺さぶることになるといい、期待が高まる。

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2021年10月25日のニュース