秋元康氏 まじめじゃない?情報収集のコツ「おもしろかったところだけ話して」

[ 2021年10月20日 16:14 ]

秋元康氏
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 作詞家の秋元康氏(63)が20日、TOKYO FM「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。」(月~木曜後1・00)にゲスト出演し、独自の情報収集術について語った。

 48グループ、坂道グループの総合プロデュースや作詞に加え、今期は日本テレビ系ドラマ「真犯人フラグ」、TBS系「この初恋はフィクションです」の原案を、テレビ東京系「じゃない方の彼女」の原作を担当するなど、相変わらずの売れっ子ぶり。パーソナリティーの「乃木坂46」山崎怜奈(24)から「膨大な量の仕事をしながら、インプット(情報集め)ってどうしてるんですか?」と問われると、「インプットは自然。たぶん山崎怜奈のようにまじめじゃないんだよね。机に向かってひたすらメモを取ったり調べたりするというのがない」と答えた。

 高校、大学時代には、同級生に「説明書を読めと。隅から隅まで読めと。俺に必要なところを教えろ」とお願いし、必要な情報だけを吸い上げるという、器用でちょっとズルい手法を取っていたという。さらに、「これ読んだ方がいいなという歴史書とかでも、僕の性格からして、『山崎、これ読んどいて』って、『おもしろかったところだけ話して』とか。それの雑談版かな?雑談の中でみんなが話してる中で『へえ、それおもしろいな』とかいう話を聞いてるのがインプット」とも説明した。

 AKB48の「フライングゲット」、乃木坂46の「インフルエンサー」、日向坂46の「アザトカワイイ」など、秋元氏作詞の楽曲はタイトルにインパクトのある言葉が並ぶ。「たとえば、グループインタビューをしたり、女子高生を呼んでそこからリサーチしようとすると、それを調べないと分からないじゃない?そうじゃなくて、普通にしてて耳に入ってくるくらいがちょうどいいんじゃないかな」と、情報収集のスタンスを説明した。

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